今月のWANポイントメモ
 秋になり一番ワンちゃんにとって快適なシーズンになってきましたね。夏の食欲不振も終わり、散歩も気持ちイイ。この時季はいっぱい楽しみましょう。行楽シーズンに家族みんなで出かけませんか。

 お手入れについて
 春に一度換毛期が来て下毛(冬の綿毛)が抜けています。6〜7月に夏を迎える準備としてもう一度換毛期があります。これは下毛(綿毛)ではなく上毛(長くて太目の毛)が抜けることで通気を良くし、蒸れを防ぐという大切な役割があります。丁度春には冬服を脱ぎ、梅雨には春服を脱いで夏仕様に着替えることになります。毎日少しずつ抜けますから1日10分程度でよいですから金櫛を入れて抜け毛を取ってあげてください。
 ●ブラッシングは必ず屋内や浴室でしてください。庭先や屋外、公園などでブラッシングをすると抜けた毛が飛び散って周  囲に迷惑をかけてしまいます。

 食事について
 この時季は人も犬も食べものが美味しいですね。天高く馬ならぬ、犬肥ゆる秋にならないように注意が必要です。
フィラリア薬について
毎年5月から11月はフィラリア予防薬のシーズンです。特に今年は暖冬で蚊の発生が早いので5月中旬にはお薬を与え始めましょう。月1回、食べ物に混ぜるだけでOKです。薬の量は体重によって変わってきますので獣医さんで体重を測ってもらってから薬をもらってください。

  散歩について

●ブラッシングは必ず屋内や浴室でしてください。庭先や屋外、公園などでブラッシングをすると抜けた毛が飛び散って周  囲に迷惑をかけてしまいます。
 
店長のわんこ困り事よろず相談コーナー
Q009:
 生後2ヶ月のチワワ♂を飼い始めました。飼育本によるとフィラリア予防薬を与える季節なのですがこんなに小さい幼犬に与えても良いのでしょうか。予防注射のワクチンもこれからです。

A009:
 新生児に一番大事なのは予防注射(混合ワクチン)です。基本的には生後60日に1回目、90日に2回目の接種をします。獣医さんによっては3回接種のこともあります。最後のワクチン接種の日から1週間から10日経ったら身体に免疫ができますからお散歩デビューです。それまでは室内で育ててください。フィラリア予防薬は強い薬なので生後90日以上経たないと与えられません。子犬の体重や成長度でも与える時期が変わりますので獣医師に相談してください。フィラリア予防薬を与えるまでは蚊に刺されないよう「蚊取りマット」などで蚊を寄せつけないようにして下さい。
 今年から認可になった6ヶ月有効の「フィラリア予防の注射」についてはいくつかの事故(アレルギー反応やショック死)が報告されています。特に日本犬に多いようです。事前の検査や接種時の体調を十分にする必要があります。
 予防注射をしたら1週間はシャンプー禁止です。汚れている場合はシャンプーした翌日以降に接種してください。
  
  ワンちゃんのことで店長に相談のある方はE-mailでお受けします。 dogparty@seagreen.ocn.ne.jp
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